アドベンチャー新登場:「見捨てられし狩人」
《飢えしモノ》を狩ることを誓うメリックは、ここ最近どこの酒場でも話題の中心になっている。隠居していた白髪交じりの老人は、イベント「とばりの深淵」でベルによって再び表舞台に戻され、捕らえるのは困難を極める海の怪物を退治する危険な冒険に巻き込まれることになった。
そしてもちろん、海でメガロドンを追いかける中、メリックの意欲は再び燃え上がった。メリックは再び船を出し、キャプテン・フレイムハートの恐るべき野望によって破壊された開拓地《金の砂浜》に到着し、復興の支援を始めた。
「失われし砂浜」が始まり、開拓地の命運を左右する緊迫した戦いの末、メリックとその仲間たち、そしてメリックの目的に賛同した数多の海賊たちは、リーパーズ・ボーンを追い払い、《金の砂浜》の繁栄の新時代の一歩を踏み出した。しかし、なぜ勝利を収めた狩人は、ここのところ姿を見せないのだろうか?メリックの最近の行動を調べれば、手がかりをつかめるかもしれない...
霧に包まれし思い出
最近《海賊の海》に来た者は、かつて開拓地《金の砂浜》が殺風景な荒れ地でありながら、交易を求める人々にとって魅力的な目的地であったことを知らないかもしれない。この島は、プレンティ海岸の中心にあるのどかな休憩所だったのだ。
そして、《金の砂浜》は一夜にして深い霧に覆われる。この出来事をきっかけにアドベンチャー「とばり諸島」が始まり、開拓地の住人がフレイムハートの軍団に誘拐され、6 つの巨大な海の砦に幽閉されるという事件が発生した。
最終的に勇敢なクルーたちが危険を顧みない救助作戦を実行し、囚われの身になっていた島の住人を解放することができた。しかし、《金の砂浜》の霧が晴れることはなかった。メリックが現れるまでは...
砂に埋もれたお宝
キラー・ホエール号に乗ってベルと過ごしたメリックは、「とばり諸島」の始まりから開拓地の状況が変わらない理由を見出すことができた。その答えは、《金の砂浜》の名前の由来となった砂浜の下にあった。
メリックは、故郷に一刻も早く戻りたい住民と共に、リーパーズ・ボーンのメンバーが埋めた遺物のお宝を掘り起こした。こうした秘密のお宝は、開拓地を霧で覆うと同時に、生者の世界と亡霊が跋扈する《呪われし者の海》を隔てる障壁を取り払い、フレイムハートの計画を進めるためのものだった。
当然、炎の下僕は、主の計画を突然妨害されたことに憤る。鳥類のスパイからメリックが復興に努めていることを知った下僕は、破壊された遺物の代わりを置くことを決意し、《金の砂浜》をさらに破壊するためリーパーを送った。
自分で撒いた種
舞台は、因縁の相手との激しい対決の場となった。日数が経つにつれ、さらに多くの忠実な海賊が加わり、どちらも決して退こうとしなかった。メリックの名のもとで航海した海賊たちは、恐るべきソウルフレイムの手こぎ舟に乗ったリーパーたちから遺物のお宝を奪いながら、開拓地が必要とする物資を運んだ。
一方、下僕の軍団は、同じ遺物のお宝を目的地まで無事に送り届け、《金の砂浜》の海岸で自分たちの手こぎ舟を破壊し、エーテルのエネルギーを放出して島をさらなる暗闇に飲み込もうとした。そして下僕たちは、途中でメリックの物資を奪えれば儲けものと考えていた。
この戦いは、メリックたちの勝利に終わった。序盤で優勢となったリーパーズ・ボーンの勢いにより、開拓地には、ほぼ誰もいなくなってしまうほどの激しい戦いだった。下僕たちは撤退を余儀なくされ、金の砂浜の住人はついに家に戻ることができた。メリックは、優雅に頭を下げ、スティーブンズ・トレジャーに航路を定め、ハンターズ・コールで料理の仕事を再開した。
狩人の再出立
メリックは、かろうじて目的の交易島に義足を下ろすことができたが、新たな旅へと連れ去られてしまった。今回は、ラリンナのビルジ・ラットでも行方を占うことはできなかった。また悪い癖が出て、そのうち酒に酔って姿を現すのではないかと言う者もいれば、戻ろうとするメリックを邪魔する者がいるのではないかと心配する者もいた。
成果を成し遂げたばかりに身の破滅を招いたのか、それとも単に休みを取っているのか、それともさらに邪悪な力が働いているのか?「失われし砂浜」をきっかけに、コミュニティの中心を担う海賊に復讐しようと躍起になっている新たな敵をメリックが作ってしまったのは事実だ。私たちの知る限り、あなたもその一人かもしれない...
それでも、《海賊の海》はメリックに大きな借りがある。それは間違いない。まもなくラリンナは、勇ましい狩人を無事助け出して借りを返すよう海賊に頼むだろう。6 月 30 日に開始する「見捨てられし狩人」では、7 月 14 日まで海で全海賊による捜索活動が行われ、海の命運を左右する失踪事件の真相を追う。日付に注意しよう。それがメリックを救う力になるかもしれない...